徒手(筑波大)コース(Manual Therapy Course)

世界レベルの治療家へ…

お申込み
注意)ただし、申込み資格として「脊柱・骨盤帯コース」を修了されている必要があります。

徒手(筑波大)コースって…?

徒手(筑波大)コースとは
いくら対処的に痛みを改善したり、歪み・姿勢を改善しても、また、損傷した組織を強くしても、姿勢/動作の改善を目的とした運動・トレーニング指導ができなければ常に結果はだせません! 脊柱・骨盤帯コースまでの思考方法で、ターゲット組織の病態が症状とどのような関係にあるのか…根本的な原因を推測して「仮説」を立てられても、残念ながら、日々の生活における機能的な姿勢/動作をより効率的に改善することや、スポーツ場面においては、そのパフォーマンスアップという目標をクリアすることは叶いません。 しかしながら、お客様である患者さんやスポーツ選手のニーズは、対処的な苦しみから一時的に逃れることよりも、本当のところは、生活の質をあげ(QCLの向上)、趣味や職業としての身体活動としてのスポーツでより早く、より強く、より遠くへ、より正確に…そのパフォーマンスアップを達成するために姿勢動作の改善を求めています。

そのため、『徒手(筑波大)コース』では運動療法やトレーニング・動作分析 に力を入れており、スポーツサイエンスの分野である、スポーツ生理学やスポーツバイオメカニクス、コーチング法、トレーニング学、スポーツ運動学…を深く学んでいきます。これにより復帰に向けた長期・短期のトレーニング計画、負荷設定…など、高度な分析の もとに組み合わせることができるようになります。

姿勢・動作分析は当たり前。リサーチ、リサーチ、リサーチ
直ぐに安易にリハビリや体力トレーニングをはじめてしまうのが当たり前になっている臨床だからこそ、筑波大の協力の下、徹底してリサーチするスキルを身につけていきます。ゴール設定が間違っていれば、ゴールを達成するための手段が複数選択肢を考えられることから、努力はすれどその努力は間違っているのですから、当然、結果は手にできない確率は高くなるでしょう。そうではなく、誰にでも簡単に納得のいくゴールの設定をするために、最低限必要な判断をするための情報を集める(リサーチ)するところから、プログラムづくりははじまります。リサーチしなければならないことは多義に渡りますが、闇雲にやっていても仕方がないので、ある『やり方』があります。その『やり方』さえ身につけさえすれば、自分が経験したことのない動作や運動動作、スポーツ種目…でも対応できるようになります。
プログラムを生かすも殺すもあなたの指導次第
医療ではあまり導入されていない運動の指導スキル『コーチング』。たとえ姿勢や動作の分析が終わり、代償運動を抑えるべくエキササイズを選択し中長期のプログラムが作れたとしても、美しく効率的な動作を身につけていく運動療法/体力トレーニングにおいて説明ができ、繰り返し意図する動作をしてくれるように誘導していくことがうまくできなければ、高いパフォーマンスは手に入らないでしょう。同じプログラムをしても、成果に差が出る大きな理由の一つは「指導スキル」の差です。DMTでは、そんな指導経験のない方でも、この“教えるスキル”を理論的に理解してもらい、フィードバックをしながら実践をしていただきコーチングスキルを身につけていきます。

注意)ただし、申込み資格として「脊柱・骨盤帯コース」を修了されている必要があります。
徒手(筑波大)コース(Manual Therapy Course)の3つの特徴

Point 01

頚椎の治療を極める!

 徒手(筑波大)コースでは、最も難しいとされる『頚椎』の治療技術を学びます。頚椎のマニピュレーションは、胸椎や腰椎よりもデリケートで難しく、リスクを伴うため、1年かけてしっかりと “手” の感覚を養っていきます。



Point 02

繰り返しの『動作分析』で目を育てる!

 静的なゆがみや姿勢・アライメントを治せても、 動きを理論・感覚的に捉え、改善できなければ 結果はだせません!

動きを捉えるには、理論や分析方法を学び、分 析を繰り返すほかありません… 徒手(筑波大)コースでは、1年という時間をかけ て徹底的に「動作分析」を繰り返し学び、目を 育てていきます。



Point 03

世界で通用するトレーニングを学ぶ!

 トレーニングは単に筋肉を強くすることではあり ません! 弱くなってしまった組織を刺激する、運 動パターンや動的な柔軟性に対して刺激を入れる…など、目 的によりさまざまなトレーニングがあります。当然、各トレーニングにはその効果としてのメリットと他の要素を打ち消すような悪影響=デメリットがついてまわります。全てにおいてメリットしかないトレーニングは存在しません。

設定したゴールに向けて、どのように種類・姿勢・ 負荷・回数・計画・組み合わせなど、理論的に選 択することができるか? …それは治療以上に自由度が高く、治療家/トレーナーの腕の見せ所です。

徒手療法で『トレーニング理論・実技』を本格的で高度に学ぶ ことができるのは、日本では、「DMTスクール 徒手(筑波大)コース」のみです!



お申込み
注意)ただし、申込み資格として「脊柱・骨盤帯コース」を修了されている必要があります。
徒手(筑波大)コースのカリキュラム
基礎分野

運動パフォーマンス評価
トレーニング戦略
プロジェクトマネジメント
コーチング
発育発達
環境・条件整備
専門基礎分野

スポーツ解剖学
スポーツ医学
スポーツ生化学
スポーツ生理学
関節運動学
神経生理学
専門分野

コーチング学
体力測定評価学
トレーニング学
スポーツ運動学
スポーツ整形外科学
実技

体力測定法
リアライン
間欠的持久力のトレーニング法
プライオメトリック・トレーニング法
マニピュレーション/モビライゼーション(頚椎)
軟部組織リリース(皮膚・筋膜・組織間)
血液循環療法(頚椎)
お申込み
注意)ただし、申込み資格として「脊柱・骨盤帯コース」を修了されている必要があります。
徒手(筑波大)コースの概要
期間 1年
対象 脊柱・骨盤帯療法士コース修了者
会場 筑波大学・つくばアスリートラボ
理論・実技 理論:e-ラーニング

実技:集合研修20日間 【2日(土, 日)/月】
=つくばアスリートラボ トレーナー研修として行われる

大学内施設(GSI棟、総合体育館、ウェイトトレーニング場、陸上トラック&フィールド、サッカー場ほか)

修了テスト 2日
登録認定 日本オランダ徒手療法協会より資格を授与
資格有効期間 2年
※有効期限内に定められた講習や学会に参加することで、資格を更新いたします。
講師 土屋 潤二(当協会 代表理事)、橘田幸博(当協会 統括マネージャー/上級インストラクター )
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注意)ただし、申込み資格として「脊柱・骨盤帯コース」を修了されている必要があります。
徒手(筑波大)コースのスケジュール
*2020年は新型コロナウィルスによる非常事態宣言にはじまる緊急事態状態であったため、本年に限り、参加者と相互に調整を進めてスケジュールを決めていくとします。
集合研修① 2020年 4月 日
集合研修② 2020年 5月 日
集合研修③ 2020年 6月 日
集合研修④ 2020年7月 日
集合研修⑤ 2020年8月 日
9月の集合研修は休みです。
集合研修⑥ 2020年10月 日
集合研修⑦ 2020年11月 日
集合研修⑧ 2020年12月 日
集合研修⑨ 2021年 1月 日
集合研修⑩ 2021年 2月 日(修了試験)
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注意)ただし、申込み資格として「脊柱・骨盤帯コース」を修了されている必要があります。