夢を叶えたスクール生からのメッセージ

スクール生の紹介



佐生 琢郎さん
資格

理学療法士
2期 徒手療法士コース在籍

職歴
2009年ー2013年
医療法人社団輝生会 船橋市立リハビリテーション病院

2013年ー2016年
医療法人社団メディアクア 加藤大介クリニック

2015年
拓殖大学紅陵高校 サッカー部トレーナー

2016年~
アルビレックス新潟レディース メディカルスタッフ

インタビュー

夢を叶えたスクール生のもとへ取材に行き、夢を叶えた経緯や現場での仕事内容、 オランダ徒手療法を学ぶことでどんな変化があったのか? …など、生の声を聞いてきました!ぜひ参考にしてください。




不調な選手にオランダ徒手療法を施す佐生先生
ーアルビレックス新潟レディースのメディカルスタッフに就任するに至っ た経緯を教えてください。

まずDMT代表 土屋 潤二先生(以後、代表)から、「海外サッカーチーム でトレーナーをやらないか?」と、お話を頂いたのがきっかけです。残念 ながら、そのお話は私のトレーナー歴がなかったりした関係で、叶いませ んでしたが…。

しかし、その際にINAC神戸のトレーナーの方とお知り合いになり、アルビ レックス新潟を紹介していただき、この度メディカルスタッフとして就任 させていただきました。

ー代表には、具体的にどのようなフォローをしてもらったのですか?

代表の豊富な知識・経験から、選手との付き合い方をはじめ、チームに所属する際の覚悟や注意点など…様々なアドバイスをいただきました。細かいところだと、履歴書(英訳)を手伝ってもらったりしました(笑)




ーアルビレックス新潟レディースでの仕事内容を教えてください。

選手のコンディショニングや、ケガの対処・リハビリやパフォーマンスを上げるためのトレーニング指導なども しています。また、選手がケガをして病院に受診する際に一緒に帯同して、チームとのパイプ役を担ったりなど もしています。他には、カルテやその他雑務なども多くありますね。

ー以前は病院・クリニックで働かれていましたけど、仕事の内容などは違いますか?

全然違います!…想像していた以上のこと(大変なこと)が多くありました。

ー就任して良かったことは?

チームが試合で勝つことです! あとは、選手が不調・ケガをしてしまった時に、オランダ徒手療法でしっかりと計画通りに回復してきて、「すごい調子がいい!」と言ってきてくれることがとても嬉しいです。

ーオランダ徒手療法を学ぶことで、スポーツ現場で活かされたことはありますか?

オランダ徒手療法の軸がなかったら、なにも出来なかったと思います。 流れ作業で温めたり、アイッシングをしたり…そんな作業に追われてしまっていたと思います。

スポーツ現場では、長く問診がとれない場面が多いのですが、それでも限られた時間の中で情報を聴取・整理を して、しっかりと「今」の選手の身体の状態を把握するようにしています。 選手やコーチ陣に対して、治癒・リハビリにかかる期間やトレーニングプログラムを正確に伝えることで、密な コミュニケーションをとることができています。このような仮説を立てる能力とプレゼンテーション能力は、オランダ徒手療法を学ぶことで身につきました。





選手に対してトレーニング指導をする佐生先生
ーオランダ徒手療法を学ぼうと思ったきっかけは なんですか?

私は最初、脳血管障害の患者が中心の病院に勤め ていたのですが、その後は外来中心のクリニック に移りました。その際に、もっと深い知識・技術 がなければ通用しないと感じ、たまたまネットで 見つけたオランダ徒手療法のセミナーに参加した のがきっかけです。

そこで、オランダ徒手療法は自分が成長するうえ で必要だと感じ、スクールへの入学を決めました。

ー入学前と現在、どんな変化がありましたか?

以前は痛みを改善できれば良いと考えていましたが、現在はそれでは通用しないと考えるようになりました。 スポーツ現場では、選手がケガをしてしまった場合、痛みが改善できれば良いというわけではなく、復帰までにグラ ンドも含め、どうトレーニングを行なっていくかが大切になります。

スクールへ入学する前は、トレーニングメニューを組むことはできなかったし、選手の状態に合わせて理論的・計画的 に行っていくこともできませんでした。

ー最後に、スポーツに関わりたいと思っている方へのアドバイスをお願いします。

少しでもチャンスがあるなら行動することだと思います。確かにリスクはあるし、変化することは怖いですが…行動し なければ何も生まれないと思います。あとは、人との巡り合わせ、出会いの大切さを常に感じています。





(写真 左)DMT代表 土屋 潤二 (写真 右)佐生 琢郎