脊柱・骨盤帯コースでは、結果をだすために必要な脊柱・骨盤帯の治療技術を学びます。脊柱・ 骨盤帯の治療はリスクを伴ううえ、習得が難しいため、1年という時間をかけてしっかりと治 療技術を習得していきます。

四肢コースで身につけた多角的な視点からの「仮説」をつくる技能を基に、神経生理を使い「感覚神経ー運動神経ー自律神経」相互の関係から、病態やターゲットとなる組織の抵抗力を推測し、治療アプローチをする方法を学んでいきます。脊柱と四肢との関係をどのように捉え、治療やリハビリに生かしていくか？…四肢コースより深い、実践的な理論を学んでいきます。

脊柱・骨盤帯コースでは、自律神経機能に問題を抱える慢性疾患特への徒手療法的アプローチとして、 “認知行動療法” を応用します。
自律神経機能が正常に働かなければ、いくら良いテクニックや適性と思われるリハビリを繰り返しても、刺激の情報は正しく認知されず、正常な生理的な反射は起こりません。

脊柱・骨盤帯コースでは、各国の腰痛ガイドラインを翻訳し、痛みの脳の関係について多くの著書を出版されている、「TMSジャパン」代表　長谷川 淳史先生に外部講師として登壇していただいております。